2012年4月10日火曜日

見えない部分が大切な家造り

やっと桜も満開となり、春の訪れとなりました。
今日は気温も上がり、街歩く人達もようやく春らしい服装をしています♪
我が家(さいたま市岩槻)のすぐ近くの大きな公園では、ここ連日昼夜共、多くの花見客が訪れています。


さて、越谷市M様邸ですが、着々と工事は順調にすすんでおります。
今は、いずれは「見えなくなる家の大切な部分」を、大工さん達が丁寧に一つ一つ仕上げているところです。

前回説明した「透湿防水シート」の上に、なにやら細い木材が縦に貼り付けてあります。
これは、「通気胴縁」と呼ばれるものです。
木造住宅では、建物の壁の中の結露を防ぎ、乾燥させることにより、建物の耐久性を高めるために、一般的に通気工法を採用しています。 
この通気工法では、外壁と構造体軸組との間に通気層をつくる為にこの通気胴縁を打ち付け、更に空気の出入口を作って、外壁材を貼っていくのです。
この通気工法はつまり、家の耐久性を高めるためにとても重要なものなのです。


こちらは建物の内部の様子です。
建築会社のパンフレットや、建築の雑誌などでもこのような写真を見かけると思いますが・・・。

当社では、主に「内断熱工法」を採用しています。

上記のように建物の外まわりを囲んだら、柱と柱の間にグラスウールなどの断熱材を入れていく工法です。
ちなみに、このグラスウールという断熱材は、原料がガラス繊維なので、断熱効果と共に、防火効果、また若干の防音効果もあるんです!
施工上で大切なことは、柱と断熱材との間に隙間を作らないことですから、大工さん、丁寧に丁寧にこの断熱材を入れています。

こういう部分は、家が完成したら見えなくなりますが、
一つ一つの工程に大切な意味があり、重要な役割をしていますので、本当に職人さんの家に対する気持ちが現れる部分でもありますね。


当社の専属の職人さんは、全員、こうした見えない部分の仕事をとても大切に丁寧に行なってくれますので、どうぞ、ご安心ください!!(´∀`*)



                        byアドバイザー 吉田裕子
 

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