2012年3月28日水曜日

「手作りの階段」 ほぼ完成!

今日は、朝からとても良いお天気で、コートなしでもいられる暖かい陽気で久しぶりにルンルン気分♫
水曜日は、事務所はお休みにしているので、社長はご家族とお孫さん達を連れて、東武動物公園に遊びに出かけました。
私は、どうしてもはずせない現場での仕事が入っていたので、今日は出勤しました。



さて、先日ご紹介したS様邸の階段造りの様子ですが、こちらは、数日前の写真です。



そして・・・、本日の写真。
欅の大黒柱が絡む難しい階段造りも、ほぼ完成しました。


入社7年目の大工さん、一人でコツコツと頑張って、欅の無垢板を丁寧にひとつひとつ加工しながら、こんなに綺麗に仕上げました。
これから、階段廻りの壁の仕上げと手摺りをつければ終了です!
(手摺りも、無垢材を一本一本加工して造作してつけていく予定です(#^.^#))



夕方から、天気予報が的中し、せっかくの晴れ模様が一転して、突然空が暗くなり
雨が降り出し、風も強くなり、また寒くなってきました・・・。

もうすぐ、4月になろうというのに、これでは桜もまだまだ見れそうにありませんね・・・(=_=)


                     by アドバイザー 吉田裕子
   

2012年3月24日土曜日

タカラスタンダードの新作展示会♪

今日も、雨☂・・・・。 
まだまだ桜の気配は感じられません。



さて今日は、タカラさんの春日部展示場で開催されている「春の新作発表会」におじゃまして来ました!

タカラさんといえば、ホーローのキッチン、ユニットバス、洗面台・・・
展示場へ行くと、油性ペンやタワシなど色々なものを使って「ホーロー」の丈夫さを実演してもらえます。 
私も、初めてタカラさんでその実演を見た時は、本当に驚いたことを今でも覚えています!

いきなり、展示場の女性アドバイザーの方が、ホーローの扉に、油性ペンでグルグルとなぐり書きをして・・・え!?と思ったら、霧吹きで水をシュッシュとかけると、みるみる油性ペンの文字は消えてしまいました! 次には、タワシでガリガリと扉をこすり出し・・・、でも全く傷がつきません!!
しまいには、着火マンで直火を炙り始め、い、いくらなんでも!!・・・・と思いましたが、それすらもさっとひと拭きで簡単に落ちて元通りになったのです(^。^;)

タカラさんのホーローは、丈夫な鉄のベースに汚れをシャットアウトするガラス層を850°Cの熱で焼き付けているから、このような汚れや熱、衝撃にも強いのだそうです。
キッチンや洗面台の扉だけでなく、キャビネットの内側も、ユニットバスの壁面も、このホーローで仕上げてありますから、耐久性は言うまでもなく抜群です!

ただ・・・・、デザインと色に関しては、他メーカーに比べてちょっと少なく、特に若い年齢層の方には、やや人気が劣るところがありました(タカラさん、ごめんなさいm(_ _)m)

でも、今回、とてもおしゃれな新色とデザインが出ました!


イタリアンな感じの、明るいイエローのキッチン。
パールの入ったとても鮮やかで綺麗な色でした。 他にも、同様に明るいパールグリーンと、パールブルーも新色として登場し、どちらも素敵な色でした♪


こちらは、ユニットバスの新色。正面のアクセントパネルに、温かみのあるウッド調のブラウンを採用。 これも、スタイリッシュな印象で、とても良かったです!


最後に、展示場の1Fで、カレーライス (タカラ社員さんの手作り???) をご馳走になり、お土産を頂いて帰って来ました。 タカラの皆様、カレー美味しかったです(*´∀`*)
ありがとうございました!!




                  by アドバイザー 吉田裕子

2012年3月23日金曜日

いよいよ完成の現場!

今日は、あいにくの雨です。
気温も、とても3月下旬とは思えないほど低くて、コートを脱げない寒さです。

さて、H様邸の家の中が完成し、今日はクリーニング屋さんがお掃除しています。

こちらは、リビングの写真です。 床は、無垢の桧節板張りです。
1Fは、玄関、廊下、寝室、洗面所、トイレ等もすべてこの桧のフロアで仕上げました。
 思わず素足で歩きたくなる温かい感触です(*´∀`*)



また、H様邸には、介護を必要とするご家族がいらっしゃるので、その方の寝室に介護用トイレを設置しました。  車椅子でも、立ったり座ったりしやすいように普通の便器より高い便座と、体重をかけても大丈夫な介護専用の手摺りも付けました。



こちらの和室の床柱は、無垢の杉の天絞り丸太というものです。
絞り柄が、無垢の風合いを一層ひきだたせていて、温かみと高級感を感じる美しい仕上がりになりました。  

まだ他にも、天然の無垢材を腰板に使ったりしているのですが、今日はクリーニング屋さんのお仕事のお邪魔になってしまうので、写真撮影はまた後日に・・・改めてご紹介します!



さてこの後今日は、これからご新築をする予定のまだ20歲代の若い建主様ご夫妻と、間取り等の打ち合わせをします。
どんな家造りも、建主様と、事前にできるだけ詳しく打ち合わせを重ねることが一番大切なことだと私は考えています。 
特に間取りは最も重要です。永く住まう家ですから、「今」も「10年後」も使いやすいよう、収納等も出来るだけ多くとったり、建主様のこだわりを取り入れたり・・・・。
何度も何度も、打ち合わせを重ねて納得いくまで一緒に検討します。
そして、また、その事前の打ち合わせは大変だけれど、とても楽しいものでもあるのです(#^.^#)


               by アドバイザー 吉田裕子


2012年3月21日水曜日

職人の技、ここにあり!

さて、先日上棟して、屋根の下地が完成したM様邸ですが、いよいよ瓦をのせ始めました。

瓦は、粘土瓦と呼ばれる、粘土を混練したものを成形し焼いたものです。
多様化する日本の住宅同様に、瓦も、家の外観に合わせられるよう形状も色も豊富になりました。  和風の瓦をはじめ、洋風のS形瓦や波形瓦など・・・。
M様が選ばれたこの瓦は、平形瓦というすっきりしたデザインの瓦です。
最近、この平形瓦が人気があります。



こちらは、同じく越谷市のS様邸の現場です。
当社に入社して見習いとして大工仕事を始めて7年目の若手大工さんが、階段の造作仕事に奮闘しています。
階段をつける仕事は、なかなか難しく、よく当社の社長が「階段を造れるようになれば、大工としても一人前だな」と言います・・・。
今回は写真で見えるように、階段脇に大きな無垢の欅(けやき)の大黒柱があり、ちょっと手間のかかる難しい階段造りです。 もくもくと、仕事に取り組んでいる姿に、思わずシャッターを押してしまいました(^^)



同じく、和室では、ベテランの大工さんが、床の間の仕上げにかかっていました。
右に見えるのが、エンジという床柱です。
この、床の間造りもとても大変な仕事です。でも、さすがベテランの職人さん!寸分の狂いなく綺麗に仕上げていました。

まさに「職人技、ここにあり!」・・・です(*´∀`*)




本日、当社の事務所では、当社の専務と幹事さんが、当社5年ぶりの春の親睦会旅行の打ち合わせをしています。
当社専属の大工さんだけでなく、いつもお世話になっている塗装やさん、外壁やさん、水道やさん、畳やさん、電気やさん、建具やさん、建材やさんなどなど・・・・総勢約40人の旅行です!

楽しみだな(#^.^#)




    
                        by アドバイザー 吉田裕子

2012年3月19日月曜日

墨付け作業のおはなし

今日は、暖かいけれど、風が冷たく時に突風がふいています。

当社には、工務店としては大きい下小屋と呼んでいる材木置き場と作業場があります。
現在、そこで、近く上棟予定のT様邸の材木を、当社専属の大工さんが「墨付け」という作業により加工中です。

「墨付け」とは、家の材料となる材木(柱や梁材)に、一本一本、墨を使って職人が印をつける作業のことです。
 
昨今では、この昔ながらの職人の手作業による「墨付け」で材木を加工することが とても少なくなりました。 手間と時間がかかるので、それだけ予算もかかるからです。
代わりに、多くのハウスメーカーや工務店では、現在「プレカット」と呼ばれる方法で材料を加工しています。プレカットとは、こうした構造材や造作材の加工をすべてプレカット工場の機械で切断、加工してしまいます。
職人が手作業で墨付けして加工すると約1ヶ月かかるものも、プレカットなら、1日から2日で終わってしまうんです。 
当社でも、もちろんこのプレカットによる加工もしていますが、今回の建主T様からは、是非、大工さんの手作業でお願いしたいとのご要望でしたので、作業場で現在、3人でこの墨付けによる加工を行なっているところです。


墨で、大工さんが一つ一つに 「い、ろ、は、に、ほ、へ、と・・・・・」と印をつけていく作業と、それを小さな工具による手作業で丁寧に加工している姿を見ていると、私は今でも、その職人の技術に感動してしまいます・・・!



この写真は、つい先日、工業高校を卒業したばかりの新人くんに、先輩の大工さんが仕事を教えながら一緒に墨付けした材木を加工している様子です。
当社の職人は、皆こうして先輩から技術を学んでいくんです。
まだ18才の新人○○くん、頑張って!!



それにしても、本当の「手造り」の家って・・・・・、やっぱり最高だなぁあ!!!!!

                           by アドバイザー 吉田裕子



2012年3月17日土曜日

外壁材のおはなし

今日は朝から雨が降って、3月下旬だというのに、とても寒いです。


さて、先日上棟したM様の瓦とサッシの色は決まりましたので、今日は外壁を決める打ち合わせの為の準備をしています。

外壁は、モルタルで吹き付けるか、「サイディング」と呼ばれる人工の外壁材を貼り付けていくのが一般的ですが、当社においてはデザイン性と耐久性などの面から、サイディングで仕上げることが圧倒的に増えています。          

サイディングとは、正式には「窯業系サイディング材」といい、わかりやすくいえば
セメントと木質成分を混合して造る人工の外壁材です。
厚みは14mmから35mm位まであり、デザインも煉瓦風や石風のものを中心に、モルタル風のデザインや、コンクリートの打ちっぱなしのようなものもあります。
色も豊富で、また、耐久性を高めるために表層部にガラス質のコーティングをかけ、紫外線や熱に強く色あせを抑制したり、雨で汚れを洗い落とすセルフクリーニング機能を持たせたものもあります。
それらの中から、建主様の希望に合い、お見積りの予算内で収まるものを探して選んでいくので、結構大変な作業です。

M様との前回の打ち合わせで、「こんな外観にしたい」という写真を見せて頂いたので
それに近いデザインのもので、お見積り金額内で施工可能なサイディングのサンプルを
いくつか取り寄せてみました。


カタログで選ぶ方がもちろん簡単なのですが、やはり写真と現物とは異なりますから、
絶対にカタログだけでは決められません。
でも、サンプルといっても、たった20センチ角くらいのものですから、これを大きな家全体の外壁に貼り付けた時のイメージを想像して決めていかなくてはならないので、かなり慎重にもなりますし、
最も悩むものの一つでもあります・・・・。

これは私のこれまでの経験からの意見ですが、
実際に家全体に貼りあげた時には、サンプルで見た色より、少し色は薄く見えますし、
なるべく凹凸がはっきりして彫りが深い方が、なんとなく高級感を感じます。
ですから、これを頭において、サンプルを元に、お客様と一緒に選んでいきます。


先ほど、H様邸の現場に行くと、
雨の中、タイル職人さんが、レインコートを着て仕事をしていました。


本当に、本当に、職人さんの頑張りには、いつも頭が下がる思いです・・・・。
有難うございます。

                 by アドバイザー 吉田裕子


   
   


         

2012年3月16日金曜日

もうすぐ完成の現場!

今日は昨日より風もなく、気温は変わらないものの、少し暖かく感じられます。

さて、こちらは、間もなく完成の現場です。
職人さん達の技術で作りあげた「化粧造り」の本格和風住宅です。

玄関のどっしりとした化粧柱は、無垢桧の磨き丸太。 化粧垂木も無垢の桧です。
天然の無垢材は、集成材などでは感じることの出来ない温かいぬくもりと、本来の木造建築の美しさを実感することが出来ます。

建主のH様は、とにかく「無垢の木を使って欲しい」とのご要望でした。
ですから、内装にもふんだんに無垢の木を使って仕上げました。
もうすぐ、室内の養生がとれると、その美しい部屋の内装もご紹介出来ますのでお楽しみに。


今日は、建具屋さんが、和室で最後の仕上げ作業をしていました。
本格和風住宅では、ユニット建具はもちろん使わずに、こうして一本一本、職人さんの丁寧な手作りで仕上げる建具を入れます。 

家の外も中も、職人の高い技術と天然素材の味わいを深く感じる家です。

     

ここの現場では、今日も 桧や桐、杉、欅などの無垢材の良い香りがしていました・・・・・。

         
 
                       by アドバイザー 吉田裕子




2012年3月15日木曜日

新しい家造りのスタートです!

3月8日(木)大安吉日。
越谷市にて、建主M様のご新築の家を上棟致しました。

土地が調整区域であったことなどで、建築確認許可に時間がかかってしまい、
当初よりかなり遅れての待ちに待った着工。

時々小雨が降る中で、当社専属の職人さんたちが、頑張って無事上棟致しました。

これから、約4ヶ月かけて、M様のこの大切な新しい家を完成させるべく職人一同、社長、専務、私、皆で頑張っていきます!!
必ず、M様に、当社で建てて良かったとご満足、喜んで頂けますように。


本日の現場写真です。屋根の下地が完成しました。

ちなみに、「野地板」と呼ばれる屋根の下地板は、一般的には構造用合板(ベニヤ)が使用されることが多いのですが、当社では、強度と耐久性を高めるために、12mmの杉板を使用しています。
また、軒の出も出来る限り出すようにしています。
これは、やはり建物への雨の吹き付けなどが全然違ってくるので、当社ではとても大切に考えているんです。
今回上棟したM様邸の軒も、樋先まで750mmも出しています。
なかなか、これだけ軒を出している家は見かけないと思いますので、お散歩などの時に周囲の
家々を見てみてください。


さて、こちらの写真の屋根の緑色に見えるのは、「アスファルトルーフィング」と呼ばれる屋根の防水材です。
屋根に、野地板を貼っただけでは、雨は防げません。
釘目や野地板の継ぎ目から雨が漏れることがあるので、野地板の上に、このルーフィングを
貼ります。
ルーフィングとは、フェルト状の原紙にアスファルトを浸透、被わせた いわゆる防水シートのことです。
これで、安心して瓦をのせることが出来ます。

今日も、風が強く冷たい中、大工さん頑張ってくれていました。


                                                                                 by. アドバイザー 吉田裕子